FP3級 2016年1月 実技(FP協会:資産設計)問10

問10

室井裕久さんが契約している普通傷害保険の主な内容は、下記<資料>のとおりである。次の1~3のケース(該当者は室井裕久さんである)のうち、保険金の支払い対象とならないケースはどれか。なお、1~3のケースはいずれも保険期間中に発生したものである。また、<資料>に記載のない事項については一切考慮しないこととする。
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  1. 豪雨による洪水で家が流された際に足を負傷して、入院した。
  2. サッカーの練習中に誤って転倒して足を骨折し、通院した。
  3. 地震により倒れてきた柱時計で肩を打撲して、通院した。

正解 3

分野

科目:B.リスク管理
細目:4.損害保険

解説

普通傷害保険は、国内外、業務中・業務外を問わず、日常生活における「急激かつ偶然な外来の事故」に起因するケガを補償するものです。ただし、細菌性食中毒や日射病、地震、津波、噴火による傷害などは補償対象外です。
  1. 対象となる。豪雨による洪水を原因としたケガで入院をした場合、保険金支払いの対象となります。
  2. 対象となる。スポーツ中のケガにより通院をした場合、保険金支払いの対象となります。ただし、ハンググライダー、ロッククライミング、ボクシングなど危険なスポーツ中に生じたケガは支払対象外となります。
  3. [対象とならない]。地震を原因としてケガをした場合、保険金支払いの対象とはなりません。台風や雷などの自然災害を原因とするケガは対象になるのですが、地震・噴火・津波を原因とする傷害は特約がついていないと支払いの対象となりません。
したがって適切な記述は[3]です。