FP3級 2015年9月 実技(FP協会:資産設計)問3

問3

下記は、経済用語についてまとめた表である。下表の経済用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
03.png./image-size:560×142
  1. 空欄(ア)に入る用語は、「国内総生産(GDP)」である。
  2. 空欄(イ)に入る用語は、「日銀短観」である。
  3. 空欄(ウ)に入る用語は、「消費者物価指数」である。

正解 1

分野

科目:C.金融資産運用
細目:1.マーケット環境の理解

解説

  1. [不適切]。記述は、景気動向指数を説明したものです。
    GDP(国内総生産)は、国内で1年間に生産された財およびサービスの付加価値の総額を示した経済指標で、内閣府が年4回発表しています。GDPは、その国の経済規模を表します。
  2. 適切。日銀短観(全国企業短期経済観測調査)は、日本銀行が4半期ごと(3、6、9、12月)に企業経営者を対象に景気の見通しなどについてアンケート調査し、指数化しているものです。
  3. 適切。消費者物価指数は、一般消費者が購入している財・サービス価格の動向を表す指数で、総務省が毎月調査して発表しています。
したがって不適切な記述は[1]です。