FP3級 2015年9月 実技(FP協会:資産設計)問2
問2
下記は、福岡家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果は万円未満を四捨五入すること。- 空欄(ア)に入る数値とその求め方:「238×(1+0.02)=243」
- 空欄(イ)に入る数値とその求め方:「1,244-626=618」
- 空欄(ウ)に入る数値とその求め方:「126×(1+0.01)+104=231」
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正解 3
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:3.ライフプランニングの考え方・手法
解説
- 不適切。2015年現在の基本生活費は238万円です。
変動率は年2%ですので、2年後の数値を求めるためには2%(1.02)を2乗したものを基準生活費に掛けて算出します。
238万円×(1+0.02)2=247.615…万円
万円未満を四捨五入して248万円 - 不適切。年間収支は、その時の収入合計から支出合計を差し引いて求めます。2015年現在は収入合計が626万円、支出合計が1,244万円ですので(イ)は以下のように求めます。
626万円-1,244万円=▲618万円 - [適切]。金融資産残高は、前年の金融資産残高に変動率を乗じた金額に、本年の年間収支を加減して求めます。前年の金融資産残高は126万円、変動率が1%、1年後の年間収支は104万円ですので、
126万円×(1+0.01)+104万円=231.26万円
万円未満を四捨五入して231万円
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