FP3級過去問題 2015年9月学科試験 問44
問44
2資産で構成されるポートフォリオにおいて、相関係数が(①)である場合、両資産が(②)値動きをするため、理論上、分散投資によるリスク低減効果が得られない。- ① +1 ② 同じ
- ① 0 ② 同じ
- ① -1 ② 逆の
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正解 1
問題難易度
肢184.5%
肢27.5%
肢38.0%
肢27.5%
肢38.0%
分野
科目:C.金融資産運用細目:9.ポートフォリオ運用
解説
相関係数は、2つの変数の間にある関連性の強弱を表す値で、-1から1の間の値をとります。投資においては、相関係数が1に近いほど同じ値動き、-1に近いほど逆の値動きをする傾向があることを示します。なお0(ゼロ)に近い場合は2資産間の値動きに関連性はないと判断されます。リスクの軽減効果は、相関係数が1のときに"なし"、相関係数が-1の資産同士を組み合わせたときに"最大"になります。