FP3級 2015年5月 実技(FP協会:資産設計)問11

問11

野村忠則さんが契約している普通傷害保険の主な内容は、下記<資料>のとおりである。次の1~3のケース(該当者は野村忠則さんである)のうち、保険金の支払い対象とならないケースはどれか。なお、1~3のケースはいずれも保険期間中に発生したものである。また、<資料>に記載のない事項については一切考慮しないこととする。
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  1. 自宅で地震により倒れてきた食器棚の下敷きになり、頭にケガをして入院した。
  2. 勤務先でガス爆発事故が発生し、腕にやけどを負って通院した。
  3. 自転車に乗ってスーパーマーケットへ買い物に行く途中に転倒し、手首を捻挫して通院した。

正解 1

分野

科目:B.リスク管理
細目:4.損害保険

解説

普通傷害保険は、国内外、業務中・業務外を問わず、日常生活における「急激かつ偶然な外来の事故」に起因するケガを補償するものです。細菌性食中毒や日射病、地震や噴火、津波による傷害などは対象外です。原則として病気は補償対象ではありません。
  1. [対象とならない]。地震を原因としてケガをした場合、保険金支払いの対象とはなりません。
  2. 対象となる。勤務先や旅行先で起きた事故により負ったケガも補償対象です。
  3. 対象となる。日常生活におけるケガは、普通傷害保険の支払い対象となります。
したがって適切な記述は[1]です。