FP3級過去問題 2015年5月学科試験 問59

問59

「直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税の特例」における非課税拠出額の限度額は、受贈者1人につき()である。
  1. 1,000万円
  2. 1,500万円
  3. 2,000万円

正解 2

問題難易度
肢118.6%
肢267.5%
肢313.9%

解説

「直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税の特例」とは、祖父母や父母が30歳未満の子や孫に対して教育資金用途の金銭を贈与した際に、申告により贈与税を非課税とする制度です。非課税となる教育資金は、学校へ支払う入学金や授業料のほか、塾や習い事代、入学試験検定料、学用品の購入費、修学旅行費、通学定期券代なども含まれます。適用を受ける受贈者は、前年の合計所得金額が1,000万円以下でなければなりません。
この制度における非課税限度額は受贈者1人につき1,500万円です。ただし、このうち学校以外に支払われる金銭についての非課税限度額は500万円です。

したがって()には1,500万円が当てはまります。
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