FP3級 2015年10月 実技(金財:個人)問4
問4
Mさんは、個人向け国債について説明した。Mさんが、Aさんに対して説明した以下の文章の空欄①~③に入る語句の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。 「個人向け国債には3種類のものがありますが、いずれも毎月発行されており、購入単位は1万円単位、利子の支払は(①)です。Aさんが購入を検討されている変動金利型10年満期は、原則として利払日ごとに適用利率が変動しますが、最低でも年率0.05%の金利が保証されています。また、個人向け国債は、原則として、発行から(②)を経過すれば購入金額の一部または全部を中途換金することができ、その際の換金金額は、一般に額面金額に経過利子相当額を加えた額から直前(③)分の利子相当額(税引後)が差引かれたものとなります」
- ① 年1回 ② 1年 ③ 1回
- ① 年2回 ② 2年 ③ 1回
- ① 年2回 ② 1年 ③ 2回
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正解 3
分野
科目:C.金融資産運用細目:4.債券投資
解説
個人向け国債には、変動10年・固定5年・固定3年の3種類あります。それぞれ、金利と利率は違いますが、他は同じです。
〔①について〕
個人向け国債の利払いは半年ごとに1回です。すなわち年2回です。
〔②について〕
中途換金については、発行から1年経過後は額面で換金可能となっています。
〔③について〕
中途換金する場合には、中途換金調整額として直前2回分の税引き後利息相当額が控除されます。
以上より、①年2回、②1年、③2回 となる[3]の組合せが適切です。
〔①について〕
個人向け国債の利払いは半年ごとに1回です。すなわち年2回です。
〔②について〕
中途換金については、発行から1年経過後は額面で換金可能となっています。
〔③について〕
中途換金する場合には、中途換金調整額として直前2回分の税引き後利息相当額が控除されます。
以上より、①年2回、②1年、③2回 となる[3]の組合せが適切です。
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