FP3級過去問題 2015年10月学科試験 問39

問39

地震保険の補償の対象は居住用建物および生活用動産であり、1個または1組の価額が()を超える貴金属、宝石、美術品等を補償の対象とすることはできない。
  1. 10万円
  2. 20万円
  3. 30万円

正解 3

問題難易度
肢112.3%
肢29.5%
肢378.2%

解説

地震保険は、単独では加入できず、必ず火災保険等に付帯する形で加入しなければなりません。地震保険の対象は居住用建物と生活用動産(家財)になります。ただし、貴金属、宝石、骨とう類等で1個または1組の価額が30万円を超えるもの、現金、有価証券などは生活用動産から除外されるため補償対象にできません。

火災保険には明記物件の仕組みがあり、契約時に申請することで30万円以上の貴金属、宝石、美術品等も補償対象とすることができますが、地震保険には明記物件の仕組みがありません。

したがって[3]が正解です。