FP3級過去問題 2012年5月学科試験 問59

問59

相続時精算課税を選択した場合の贈与税額は、課税価格から特別控除額(累計で2,500万円)を控除した後の残額に、一律()の税率を乗じて計算する。
  1. 10%
  2. 20%
  3. 25%

正解 2

問題難易度
肢114.7%
肢278.1%
肢37.2%

解説

相続時精算課税制度は、特定贈与者(60歳以上の父母または祖父母)から贈与により財産を取得した18歳以上の受贈者にかかる贈与税が、受贈した財産の累積が2,500万円分まで非課税になる制度です。本制度により非課税扱いとなった財産は、贈与者の死亡時に、贈与時の価額で相続財産に合算して相続税が算出されます。2,500万円を超えた部分は、一律20%の税率で計算し、納税します。

したがって[2]が正解です。
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