FP3級過去問題 2010年9月学科試験 問32

問32

下記〈A図〉・〈B図〉は、住宅ローンの返済額について、元利金の内訳を図式化したものである。〈A図〉は()方式を、〈B図〉は()方式を表しており、両図のC部分は()を表している。
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  1. ① 元金均等返済  ② 元利均等返済  ③ 元金部分
  2. ① 元利均等返済  ② 元金均等返済  ③ 利息部分
  3. ① 元利均等返済  ② 元金均等返済  ③ 元金部分

正解 3

問題難易度
肢16.5%
肢217.6%
肢375.9%

解説

住宅ローンの返済方法には「元金均等返済方式」と「元利均等返済方式」があります。それぞれの特徴は次のとおりです。
①元金均等返済方式
返済期間を通じて、毎月返済する元金が一定である返済方法。完済に近づくにつれ毎月の返済額が減少していく。
元金を早く返済する分だけ元金につく利息を減らすことができるため、その他の条件が同じであれば、利息を含めた総返済金額は元利均等返済方式よりも少なくなる。
②元利均等返済方式
返済期間を通じて、毎月の返済額が一定である返済方法。完済に近づくにつれ、返済額に占める利息の割合が減り、元金の割合が増えていく
総返済金額は元金均等返済方式よりも多くなるが、返済額が一定であるため返済計画を立てやすい、返済開始当初の負担が少ないというメリットがある。
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上図と照合すれば、A図は元利均等返済方式、B図は元金均等返済方式、またCの領域は元金部分とわかります。したがって[3]の組合せが適切です。