FP3級過去問題 2010年1月学科試験 問48
問48
所得税は、納税者自身が1暦年間の所得金額と、それに応じた所得税額を計算のうえ、確定申告を行い、その申告に基づき自主的に納付する()方式を基本としている。- 源泉分離課税
- 申告納税
- 予定納税
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正解 2
問題難易度
肢114.3%
肢284.7%
肢31.0%
肢284.7%
肢31.0%
分野
科目:D.タックスプランニング細目:7.所得税の申告と納付
解説
所得税は、個人の所得に課せられる国が主体となる国税で、負担者と納税者が同一である直接税です。その課税対象期間は、1月1日から12月31日までの1年間で、翌年の2月16日から3月15日までに納税しなければなりません。納税者自身が税額計算を行い納付する「申告納税」によって納税されますが、給与所得のみの会社員などは毎月、所得税と住民税が源泉徴収されて年末調整により税額が確定しますので、一部のケースを除いて確定申告を行う必要はありません。
したがって[2]が適切です。
なお、申告納税とは納税者自身が税額を計算し申告する納税方式のこと、予定納税とは個人事業主や法人が前年の税額に基づいて、その年の税額の一部をあらかじめ納付する制度です。
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