FP3級過去問題 2009年5月学科試験 問43

問43

証券取引所における株式の売買には、価格優先の原則と時間優先の原則があるが、価格優先の原則とは、たとえば同一銘柄に対する複数の売りの指値注文がある場合には、価格の()注文が優先されるもので、時間優先の原則とは、たとえば同一銘柄に対する複数の指値注文が同じ価格である場合には、時間の()注文が優先されるものである。
  1. ① 高い  ② 遅い
  2. ① 低い  ② 早い
  3. ① 高い  ② 早い

正解 2

問題難易度
肢14.0%
肢248.5%
肢347.5%

解説

価格優先の原則と時間優先の原則とは次のような原則です。
価格優先の原則
・同一銘柄に対する複数の売りの指値注文がある場合、価格の低い注文が優先される。
・同一銘柄に対する複数の買いの指値注文がある場合、価格の高い注文が優先される。
時間優先の原則
同一銘柄に対する複数の同値の指値注文がある場合、注文時刻の早い注文が優先して約定する。
したがって、①低い、②早い となる[2]の組合せが適切です。