FP3級過去問題 2008年9月学科試験 問53

問53

借地借家法における、いわゆる普通借地権契約の最初の存続期間は、原則として()年とされ、契約でこれより長い期間を定めたときはその期間とされる。
  1. 10
  2. 30
  3. 50

正解 2

問題難易度
肢123.8%
肢248.6%
肢327.6%

解説

普通借地権とは、借地権のうち契約期間の更新があるものをいいます(定期借地権以外の借地権)。

普通借地権の当初の契約期間は、借地借家法により最低30年以上と決まっています。また借地人が契約更新を求めた場合、貸主は同一の条件で契約を更新しなければならず、正当事由がなければこれを拒むことはできません。また、1度目の更新では20年以上、2度目以降の更新では10年以上の契約期間にしなければならないことが定められています。
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したがって()には30年が入ります。