可処分所得と給与所得の違いについて

ピザさん
(No.1)
2021年9月の学科試験で
可処分所得を計算して求める問題がありますが
計算方法などはわかったのですが、

まず、そもそも
可処分所得と給与所得の違いが
いまいちわからず、
どちらとも最終的な手取りじゃないのか?
よくわかりません。

どなたか教えていただきたいです。
2023.12.20 23:38
もっとーさん
(No.2)
こんにちは。今年1月に3級を受けるものです。

可処分所得と給与所得の違いですが、

可処分所得は『収入』から税金、社会保険料などを引いたいわゆる手取りというものです。

ではこの収入というのは何が該当するのか?
大半の人は会社で働き、その対価として給料を貰います。これは『給与所得』にあたります。

しかし、それ以外にも収入はあります。
大家として他人に家を貸し、対価として家賃をもらう。この場合は給与所得ではなく、『不動産所得』となります。
その他にも株運用でもらえる配当金は『配当所得、土地や建物を売ることによって得られるお金は譲渡所得にあたるなどもあります。

つまり、『収入』はいろんな所得の合計額であり、給与所得はその一つになります。

普通のサラリーマンなどは、基本的に給与所得しかないと思うので、可処分所得=給与所得と考えても良いのでしょうね。
2024.01.02 12:53
管理人
(No.3)
給与所得は手取り額ではなく、給与収入のうち課税対象となる額を示します。これに対して、可処分所得は自由に使えるお金を示します。

・給与所得=給与収入-給与所得控除額
・可処分所得=給与収入-所得税・住民税-社会保険料

ですから両者は明確に異なります。
2024.01.03 15:54

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