FP3級 2026年5月 実技(金財:個人)問4
問4
Mさんは、〈X社に関する資料〉から算出されるX社株式の投資指標について説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も適切なものはどれか。
- 「株価の相対的な割高・割安の度合いを判断する指標として、PERやPBRがあります。X社株式のPBRは18.75倍です」
- 「企業の経営効率や資本効率を判断する指標として、ROEがあります。X社のROEは3.2%です」
- 「株主への利益還元の度合いを測る指標として、配当性向があります。X社の配当性向は62.5%です」
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正解 3
分野
科目:C.金融資産運用細目:5.株式投資
解説
- 不適切。PBR(株価純資産倍率)は「株価÷1株当たり純資産」で計算します。株価は1,500円、1株当たり純資産は「5,000億円÷4億株=1,250円」なので、PBRは「1,500円÷1,250円=1.2倍」です。18.75倍はPER(株価収益率)の値です。
- 不適切。ROE(Return On Equity:自己資本利益率)は、自己資本に対する当期純利益の割合を示す指標で、「当期純利益÷純資産×100」の式で求めます。当期純利益は320億円、自己資本(純資産)は5,000億円なので、ROE(%)は「320億円÷5,000億円×100=6.4%」です。
- [適切]。配当性向は、ある企業がその期の純利益(税引後当期純利益)の中から、配当金をどのくらい支払っているかの割合を表す指標で、「年間配当金÷当期純利益×100」の式で求めます。年間配当金総額は200億円、当期純利益は320億円なので、配当性向は「200億円÷320億円×100=62.5%」です。
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