FP3級 2025年5月 実技(金財:個人)問3
問3
Mさんは、国民年金の付加保険料について説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も不適切なものはどれか。
- 「Aさんは、国民年金の定額保険料に加えて、月額200円の付加保険料を納付することができます」
- 「Aさんが付加保険料を120月納付し、65歳から老齢基礎年金を受け取る場合、老齢基礎年金の額に付加年金として24,000円が上乗せされます」
- 「Aさんが国民年金基金に加入した場合、国民年金の付加保険料を納付することはできません」
広告
広告
正解 1
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:5.公的年金
解説
- [不適切]。200円ではありません。付加保険料は、国民年金の第1号被保険者が国民年金保険料に加えて月額400円を納付する制度です。
- 適切。付加年金の額は「200円×付加保険料納付月数」で求めます。付加保険料を120月納付した場合、65歳から受給できる付加年金の額は「200円×120月=24,000円」となります。
- 適切。国民年金基金の加入中は付加保険料の納付はできません。国民年金基金の1口目には付加年金に相当する給付機能が含まれていることから、同じ給付制度に二重で加入することを防ぐための制限です。
広告
広告