FP3級 2025年5月 実技(FP協会:資産設計)問2
問2
下記は、東条家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる数値として、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用すること。また、計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入することとする。

- (ア)291
- (イ)▲52
- (ウ)925
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正解 2
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:3.ライフプランニングの考え方・手法
解説
〔(ア)について〕
キャッシュフロー表の将来の予定額は、現在の価額に変動率を加味して求めます。基本生活費の変動率は2%、(ア)は4年後の金額なので、以下のように年利2%で4年間の複利を計算します。
280万円×1.024=303.0…万円
(万円未満四捨五入)303万円
〔(イ)について〕
年間収支は、その年の収入合計から支出合計を差し引いて求めます。本問では2年後の収入合計が示されていないので、変動率1%の複利を加味して計算で求めます。設問に「計算過程においては端数処理をせず計算し」という条件があることに注意します。
805.879万円-858万円=▲52.121万円
(万円未満四捨五入)▲52万円
〔(ウ)について〕
金融資産残高は、前年の金融資産残高に変動率による増加分を加え、さらにその年の年間収支を加減して求めます。前年の金融資産残高は680万円、変動率は1%、1年後の年間収支予定は245万円ですので(ウ)は以下のように求めます。
680万円×1.01+245万円=931.8万円
(万円未満四捨五入)932万円
したがって正しい数値は[2]です。
キャッシュフロー表の将来の予定額は、現在の価額に変動率を加味して求めます。基本生活費の変動率は2%、(ア)は4年後の金額なので、以下のように年利2%で4年間の複利を計算します。
280万円×1.024=303.0…万円
(万円未満四捨五入)303万円
〔(イ)について〕
年間収支は、その年の収入合計から支出合計を差し引いて求めます。本問では2年後の収入合計が示されていないので、変動率1%の複利を加味して計算で求めます。設問に「計算過程においては端数処理をせず計算し」という条件があることに注意します。
- 2年後の給与収入(本人) 430万円×1.012=438.643万円
- 2年後の給与収入(妻) 360万円×1.012=367.236万円
805.879万円-858万円=▲52.121万円
(万円未満四捨五入)▲52万円
〔(ウ)について〕
金融資産残高は、前年の金融資産残高に変動率による増加分を加え、さらにその年の年間収支を加減して求めます。前年の金融資産残高は680万円、変動率は1%、1年後の年間収支予定は245万円ですので(ウ)は以下のように求めます。
680万円×1.01+245万円=931.8万円
(万円未満四捨五入)932万円
したがって正しい数値は[2]です。
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