FP3級過去問題 2025年5月学科試験 問14

問14

国内の証券取引所に上場している内国株式を普通取引により売買する場合、指値注文は成行注文に優先して売買が成立する。

正解 

問題難易度
31.3%
×68.7%

解説

「成行注文」は売買価格を明示しないで注文する方法、「指値注文」は売買価格の限度を明示して注文する方法です。株式の売買は①~③の原則に従って成立していきます。
①成行優先の原則
成行注文は指値注文よりも優先される
②価格優先の原則
同一銘柄に対する複数の売り(買い)の指値注文がある場合、価格の低い(高い)注文が優先される
③時間優先の原則
同一銘柄に対する複数の同値の指値注文がある場合、注文時刻の早い注文が優先される
同一銘柄に対する成行注文と指値注文が板にある場合、成行注文が優先して約定します。したがって記述は[誤り]です。