FP3級過去問題 2025年5月学科試験 問6

問6

契約転換制度を利用して、現在契約している生命保険を新たな契約に転換する場合、転換後契約の保険料は、転換前契約の加入時の年齢に応じた保険料率により算出される。

正解 

問題難易度
26.6%
×73.4%

解説

契約転換制度とは、現在契約中の保険契約の責任準備金や積立配当金を転換価格として下取りに出し、新しい保険契約の保険料の一部に充当する方法です。全くの新規で契約するのと比べて、転換価格の分だけ保険料負担が軽減されます。

契約転換制度の活用においては以下のような留意点があります。
  • 同じ保険会社でなければならない
  • 転換時の年齢や保険料率で転換後の保険料が計算される
  • 予定利率は引き継げないため、従前より予定利率が下がることもある
  • 改めて告知・診査が必要となる
契約転換は、新しい保険契約への加入として扱われるため、転換後の保険料は転換時の年齢と保険料率で算出されます。

したがって記述は[誤り]です。

この問題と同一または同等の問題