FP3級 2024年5月 実技(金財:保険)問6

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問6

Mさんは、Aさんが60歳でX社を退職した場合の健康保険について説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も適切なものはどれか。
  1. 「Aさんは、退職日の翌日から65歳になるまでの間、全国健康保険協会管掌健康保険に任意継続被保険者として加入することができます」
  2. 「Aさんが国民健康保険に加入する場合、妻Bさんを国民健康保険の被扶養者とすれば、これまでどおり妻Bさんの保険料負担はありません」
  3. 「Aさんが全国健康保険協会管掌健康保険の任意継続被保険者となるためには、原則として、退職日の翌日から20日以内に任意継続被保険者の資格取得の申出をする必要があります」

正解 3

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:4.社会保険

解説

  1. 不適切。退職前の健康保険に任意継続被保険者として加入できるのは、最長2年間です。60歳で退職して65歳まで加入することはできません。
  2. 不適切。国民健康保険には扶養の考え方がなく、加入者全員が被保険者となります。よって、妻Bさんを被扶養者にすることはできません。
  3. [適切]。任意継続被保険者となるためには、退職日の翌日から20日以内に、退職前の健康保険の保険者に対して任意継続被保険者の資格取得申出書を提出する必要があります。
したがって適切な記述は[3]です。