FP3級過去問題 2024年5月学科試験 問36

問36

国内で事業を行う生命保険会社が破綻した場合、生命保険契約者保護機構による補償の対象となる保険契約については、高予定利率契約を除き、破綻時の()の90%まで補償される。
  1. 解約返戻金相当額
  2. 責任準備金等
  3. 既払込保険料相当額

正解 2

問題難易度
肢112.9%
肢280.8%
肢36.3%

解説

生命保険契約者保護機構は、保険業法に基づく法人であり、生命保険の契約者等の保護を図ることを目的として設立されました。国内で事業を行う全ての生命保険会社に加入が義務付けられていて、生命保険会社が破綻した場合には、機構により破綻保険会社の保険契約の移転等における資金援助、補償対象保険金の支払に係る資金援助等が行われる仕組みとなっています。補償限度は、高予定利率契約を除き、破たん時点における補償対象契約の責任準備金等90%と定められています。

保護機構による補償の基準となる金額は、補償対象契約の「責任準備金等」です。したがって[2]が適切です。

この問題と同一または同等の問題