FP3級 2023年9月 実技(FP協会:資産設計)問7

問7

下表は、宅地建物の売買・交換において、宅地建物取引業者と交わす媒介契約の種類とその概要についてまとめた表である。下表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句または数値の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、自己発見取引とは、自ら発見した相手方と売買または交換の契約を締結する行為を指すものとする。
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  1. (ア)なし (イ)可 (ウ)5
  2. (ア)3週間に1回以上 (イ)不可 (ウ)5
  3. (ア)3週間に1回以上 (イ)可 (ウ)3

正解 1

分野

科目:E.不動産
細目:2.不動産の取引

解説

売買・交換の依頼者が宅建業者との間で結ぶ媒介契約には、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約があり、それぞれ特徴が異なります。
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〔(ア)について〕
一般媒介契約では、依頼者に対して、媒介契約に係る業務の状況を報告する義務はありません。

〔(イ)について〕
自己発見取引が禁じられているのは専属専任媒介契約だけです。専属でない専任媒介契約は、他の業者に重ねて依頼することはできないものの、依頼者自身が見つけた相手方と取引することはできます。

〔(ウ)について〕
専属専任媒介契約を締結した宅地建物取引業者は、契約日から5日以内(休業日除く)に指定流通機構(レインズ)に所定の事項を登録しなければなりません。

したがって、(ア)なし、(イ)可、(ウ)5 となる[1]の組合せが適切です。