FP3級 2023年1月 実技(FP協会:資産設計)問20
問20
智洋さんは、下記<資料>の外貨定期預金キャンペーンに関心を持っている。預入条件が<資料>のとおりであるとき、FPの近藤さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。<資料>
米ドル定期預金8%(年利・税引前・1ヵ月もの)
*円貨から預け入れた場合のみ適用
*原則、中途解約不可 中途解約利率適用
*円貨から預け入れた場合のみ適用
*原則、中途解約不可 中途解約利率適用
- 「外貨預金は預金保険制度の対象外となっています。」
- 「元金1万ドルを預けた場合、満期時には税引前・米ドルベースで800ドルの利息を受け取ることができます。」
- 「円貨から外貨定期預金を始める際は、TTSレート(対顧客電信売相場)が適用されます。
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正解 2
分野
科目:C.金融資産運用細目:6.外貨建て商品
解説
- 適切。外貨預金は例外なく預金保険制度による保護対象外です。
- [不適切]。設問の外貨定期預金は1カ月満期ですから、利息も1ヶ月分しか付きません。1万米ドルを年利8%で1カ月預けると、もらえる利息は「1万米ドル×8%×1月12月≒66.6米ドル」です。
- 適切。円貨を外貨に換えるときに適用される為替レートがTTS、逆に外貨を円貨に換えるときに適用される為替レートがTTBです。記述では円貨⇒外貨の交換なのでTTSが適用されます。
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