FP3級 2023年1月 実技(FP協会:資産設計)問19

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問19

智洋さんは、今後高齢の親の介護が必要になった場合を考え、公的介護保険制度について、FPの近藤さんに質問をした。近藤さんが行った介護保険に関する次の説明の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる数値または語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
「介護保険では、()歳以上の者が加入者となり、保険料は()負担します。介護保険の給付を受けるためには、()の認定を受ける必要があり、認定審査の判定結果は、『要介護1~5』『要支援1・2』『非該当』と区分されます。要介護と認定されると居宅サービス、施設サービスのどちらも利用できます。」
  1. (ア)40 (イ)生涯 (ウ)市町村または特別区
  2. (ア)65 (イ)80歳まで (ウ)都道府県
  3. (ア)40 (イ)80歳まで (ウ)市町村または特別区

正解 1

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:4.社会保険

解説

〔(ア)について〕
公的介護保険では、65歳以上の人が第1号被保険者、40歳以上65歳以上の人が第2号被保険者となります。40歳になると第2号被保険者として介護保険に自動的に加入することになります。

〔(イ)について〕
介護保険料は生涯を通じて負担します。65歳未満の人は給与から天引き、65歳以上の人は公的年金から天引きされて徴収されます。

〔(ウ)について〕
公的介護保険の保険者は、市町村または特別区です。介護保険からの給付を受けるには、保険者から要介護・要支援の認定を受ける必要があります。
特別区 … 東京23区のこと

したがって[1]の組合せが適切です。