FP3級 2023年1月 実技(FP協会:資産設計)問6

問6

借地借家法に基づく普通借家権に関する以下の記述の空欄(ア)~(ウ)に入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
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  1. (ア)1年 (イ)3ヵ月 (ウ)1ヵ月
  2. (ア)1年 (イ)6ヵ月 (ウ)3ヵ月
  3. (ア)2年 (イ)6ヵ月 (ウ)3ヵ月

正解 2

分野

科目:E.不動産
細目:2.不動産の取引

解説

〔(ア)について〕
普通借家契約では、1年未満の契約期間を定めた場合、期間の定めがないものとみなされます。期間の定めがない賃貸借では、貸主・借主のどちらもいつでも解約を申し入れることができます。

〔(イ)について〕
普通借家契約で賃貸人から解約を申し入れるには、正当事由が必要で、申入れの日から6か月を経過することによって契約終了となります。

〔(ウ)について〕
普通借家契約で賃借人から解約を申し入れるには、正当事由は不要で、申入れの日から3か月を経過することによって契約終了となります。

したがって、(ア)1年、(イ)6か月、(ウ)3か月 となる[2]の組合せが適切です。
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