FP3級過去問題 2023年1月学科試験 問12

問12

ベンチマークとなる指数の上昇局面において、先物やオプションを利用し、上昇幅の2倍、3倍等の投資成果を目指すファンドは、ベア型ファンドに分類される。

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問題難易度
25.3%
×74.7%

解説

ブル型・ベア型のファンドは、先物取引やオプション取引を利用して基準となる株価指数を大幅に上回る投資成果を目指す投資信託です。
ブル型(レバレッジ型)
対象指標が上昇しているときに、それに連動(一定倍の連動を含む)して利益を得ることを目指すファンド
●ブル=雄牛のことで、角を下から上に突き上げて攻撃する姿から上昇を表す
ベア型(インバース型)
対象指標が下落しているときに、それに逆連動(一定倍の逆連動を含む)して利益を得ることを目指すファンド
●ベア=熊のことで、腕を上から下に振りおろして攻撃する姿から下落を表す
対象指標の上昇に連動して、その上昇の何倍もの投資効果が出るように設計されているファンドは「ブル型」です。したがって記述は[誤り]です。