FP3級 2022年9月 実技(FP協会:資産設計)問8

問8

横川浩さんが加入しているがん保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険契約は有効に継続しているものとし、浩さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。
08.png./image-size:560×371
横川浩さんは、2023年4月に初めてがん(大腸がん、悪性新生物)と診断され、がんの治療のために21日間入院し、その間に手術(給付倍率40倍)を1回受け、退院4ヵ月後に肺炎で11日間入院(手術なし)した。2023年中に支払われる保険金および給付金は、合計()である。
  1. 610,000円
  2. 1,610,000円
  3. 1,720,000円

正解 2

分野

科目:B.リスク管理
細目:5.第三分野の保険

解説

【がん診断給付金】
初めてがんと診断されたので100万円が給付されます。

【入院給付金】
入院1日目から日額10,000円が支払われます。入院日数は21日間なので、給付額は「10,000円×21日=21万円」です。肺炎での入院については保障内容に含まれないので0円です。

【手術給付金】
手術給付金は、入院給付金日額×給付倍率で計算します。横川さんが受けた手術の給付倍率は40倍なので、給付額は「10,000円×40倍=40万円」です。

以上より合計は、

 100万円+21万円+40万円=161万円

したがって[2]が正解となります。