FP3級 2022年5月 実技(FP協会:資産設計)問9

問9

香川利春さんが2023年中に支払った生命保険の保険料は下記<資料>のとおりである。この場合の利春さんの2023年分の所得税の計算における生命保険料控除の金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の保険について、これまでに契約内容の変更はないものとする。また、2023年分の生命保険料控除額が最も多くなるように計算すること。
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  1. 40,000円
  2. 50,000円
  3. 67,650円

正解 1

分野

科目:B.リスク管理
細目:3.生命保険

解説

生命保険料控除の控除額は、1年間に支払った保険料を「一般の生命保険料控除」「介護医療保険料控除」「個人年金保険料控除」の3つのグループに分けて、それぞれのグループごとに<速算表>で控除額を求め、それを合計します。
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設問の終身保険と定期保険はいずれも「一般の生命保険料控除」の対象ですので、「一般の生命保険料控除」の支払保険料は合計で「76,200円+37,200円=113,400円」です。この額を<速算表>2012年1月1日以降の契約の「80,000円超」に当てはめると、控除額は40,000円とわかります。

したがって[1]が正解です。