FP3級過去問題 2022年5月学科試験 問37

問37

契約転換制度により、現在加入している生命保険契約を新たな契約に転換する場合、転換後契約の保険料は、()の年齢に応じた保険料率により算出され、転換時において告知等をする必要が()。
  1. ① 転換前契約の加入時  ② ない
  2. ① 転換時  ② ない
  3. ① 転換時  ② ある

正解 3

問題難易度
肢13.7%
肢219.0%
肢377.3%

解説

契約転換制度とは、契約中の保険契約の責任準備金や積立配当金を転換価格として下取りに出し、新規に契約する保険料の一部に充当する方式です。全くの新規で契約するよりも、転換価格の分だけ保険料が安くなるため初期負担額が軽減されます。

なお、契約転換制度の活用においては以下のような留意点があります。
  • 同じ保険会社でなければならない
  • 転換時の年齢や保険料率で転換後の保険料が計算される
  • 予定利率は引き継げないため新たに適用される予定利率が下がることもある
  • 改めて告知・診査が必要となる
したがって[3]の組合せが適切です。

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