FP3級 2022年1月　実技（FP協会:資産設計）問9

問9

会社員で共働きの大場さん夫妻が加入している生命保険は下表のとおりである。下表の契約A～Cについて、保険金が支払われた場合の課税関係に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
09.png/image-size:560×90
  1. 契約Aについて、子が受け取った死亡保険金は贈与税の課税対象となる。
  2. 契約Bについて、妻が受け取った死亡保険金は相続税の課税対象となる。
  3. 契約Cについて、妻が受け取った死亡保険金は所得税・住民税の課税対象となる。
123
広告

正解　1

分野

科目：B.リスク管理
細目：3.生命保険

解説

生命保険会社から受け取った死亡保険金は、その保険契約の契約者・被保険者・受取人の組合せによって課税関係が異なります。
2/330.png/image-size:528×154
  1. [適切]。契約者・被保険者・受取人が全て異なるので、子が受け取る死亡保険金は贈与税の課税対象となります。
  2. 不適切。契約者と受取人が同じなので、妻が受け取る死亡保険金は所得税・住民税の課税対象となります。
  3. 不適切。契約者と被保険者が同じなので、妻が受け取る死亡保険金は相続税の課税対象となります。
したがって適切な記述は[1]です。
広告