FP3級 2021年9月 実技(金財:保険)問6
問6
最後に、Mさんは、健康保険の傷病手当金について説明した。Mさんが、Aさんに対して説明した以下の文章の空欄①~③に入る語句または数値の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。 「仮に、Aさんが業務外の事由による負傷または疾病の療養のために労務に服することができず、連続して一定期間休業し、かつ、(①)日目以降の休業した日について事業主から賃金の支払がない場合、所定の手続により、(①)日目以降の休業した日について、傷病手当金が支給されます。
傷病手当金の支給額は、休業1日につき、原則として、傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した12カ月間の各月の標準報酬月額を平均した額の30分の1に相当する額の(②)に相当する額となり、その支給を開始した日から通算して(③)を限度として支給されます」
傷病手当金の支給額は、休業1日につき、原則として、傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した12カ月間の各月の標準報酬月額を平均した額の30分の1に相当する額の(②)に相当する額となり、その支給を開始した日から通算して(③)を限度として支給されます」
- ① 3 ② 3分の1 ③ 1年6カ月
- ① 4 ② 3分の2 ③ 1年6カ月
- ① 4 ② 3分の1 ③ 2年
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正解 2
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:4.社会保険
解説
傷病手当金は、傷病休業中の被保険者とその家族の生活を保障するための給付制度で、健康保険の被保険者が、業務外の事由による病気やケガの療養のために仕事に就くことができず、連続して3日間会社を休んだとき、4日目以降の賃金支払いのない日について支給されます。支給期間は支給開始日から通算して最長1年6カ月間です。
〔①について〕
傷病手当金は、業務外の病気やケガにより連続して3日間休業した後の、4日目以降の賃金が支払われない日について支給されます。〔②について〕
1日当たりの傷病手当金の額は、過去1年間の標準報酬月額から算出した日額の3分の2です。〔③について〕
傷病手当金の支給限度日数は、支給が開始された日から起算して1年6カ月です。
したがって、①4、②3分の2、③1年6カ月 となる[2]の組合せが適切です。
〔①について〕
傷病手当金は、業務外の病気やケガにより連続して3日間休業した後の、4日目以降の賃金が支払われない日について支給されます。〔②について〕
1日当たりの傷病手当金の額は、過去1年間の標準報酬月額から算出した日額の3分の2です。〔③について〕
傷病手当金の支給限度日数は、支給が開始された日から起算して1年6カ月です。
したがって、①4、②3分の2、③1年6カ月 となる[2]の組合せが適切です。
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