FP3級 2021年5月　実技（金財:保険）問1

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問1

はじめに、Mさんは、《設例》の＜Aさん夫妻に関する資料＞に基づき、Aさんが老齢基礎年金の受給を65歳から開始した場合の年金額（2020年度価額）を試算した。Mさんが試算した老齢基礎年金の年金額の計算式として、次のうち最も適切なものはどれか。
  1. 781,700円×238月480月
  2. 781,700円×445月480月
  3. 781,700円×445月＋35月×1／2480月
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正解　2

分野

科目：A.ライフプランニングと資金計画
細目：5.公的年金

解説

老齢基礎年金の額は次の式で求めます。2020年度における国民年金の満額の基礎年金額は781,700円です。
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20歳から60歳までの480カ月（40年×12か月）分の保険料を納めると満額が支給されます。しかし、Aさんには学生納付特例期間（35月）があります。学生納付特例期間はその後に追納がなければ保険料納付済月数に算入されないので、その分が減額して支給されることになります。Aさんの保険料納付済期間は学生納付特例期間を除いた「480月－35月＝445月ですので、Aさんが65歳から受給できる老齢基礎年金の額は、

　781,700円×445月480月＝724,701.04…円
（円未満四捨五入）724,701円

したがって[2]の式が適切です。
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