FP3級過去問題 2021年1月学科試験 問11

問11

全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は、企業間で取引されている財に関する物価の変動を測定した指標である。

正解 ×

問題難易度
40.4%
×59.6%

解説

全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は、資本金が2,000万円以上の全国の約1万社の経営者に景況観などをアンケート調査した結果を指数化したもので、日本銀行が四半期ごとに発表しています。

日銀短観では、全国の企業動向を的確に把握するために、業況の現状・先行きに関する判断(判断項目)、事業計画に関する実績・予測(計数項目)および物価の見通しという企業活動全般に関する項目について調査が行われており、景気や業況を判断するための情報として利用されます。調査対象企業へのアンケートで13つの判断項目について「良い」「さほど良くない」「悪い」の選択肢から回答してもらい、「良い」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した企業の割合を差し引いた数値が業況判断DIです。

記述は、企業物価指数を説明したものなので[誤り]です。こちらは日本銀行が毎月発表する指標です。

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