FP3級 2020年1月 実技(FP協会:資産設計)問4

問4

下記<資料>は、WX投資信託の交付目論見書に記載された表である。<資料>に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

<資料>
[商品分類および属性区分]
  • 商品分類
    04_1.png./image-size:316×54
  • 属性区分
    04_2.png./image-size:438×36
  1. WX投資信託は、投資対象として株式を組み入れることができる。
  2. WX投資信託は、運用開始前の当初募集期間内のみ購入することができる。
  3. WX投資信託の基準価額は、為替変動の影響を受けない。

正解 1

分野

科目:C.金融資産運用
細目:3.投資信託

解説

投資信託の交付目論見書に記載されている商品分類・属性区分は、投資信託協会によって基準が定められています。商品分類は大まかな区分、属性区分は詳細な区分です。
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  1. [適切]。投資対象資産が「株式」になっているので株式を組入れることができます。
  2. 不適切。商品分類が「追加型」になっています。「追加型」とは、原則的に、投資信託が運用されている期間中いつでも購入できるものを表します。一方、「単位型」は投資信託が立ち上がる期間(当初募集期間)にのみ購入できるものを表します。
  3. 不適切。投資対象地域が「内外」になっているので外貨資産への投資を行うことがわかります。さらに、属性区分を見ると「為替ヘッジなし」となっているので為替リスクの影響を受けることになります。
したがって適切な記述は[1]です。