FP3級 2020年1月 実技(FP協会:資産設計)問3(改題)

問3

下記は、NISAの成長投資枠とつみたて投資枠についてまとめた表である。下表の空欄(ア)~(ウ)に入る語句として、最も適切なものはどれか。本問においては、NISA口座(特定非課税累積投資契約に係る非課税口座)のうち、特定非課税管理勘定を「成長投資枠」といい、特定累積投資勘定を「つみたて投資枠」という。
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  1. 空欄(ア):「できない
  2. 空欄(イ):「120万円」
  3. 空欄(ウ):「1,200万円

正解 2

分野

科目:C.金融資産運用
細目:10.金融商品と税金

解説

  1. 不適切。成長投資枠とつみたて投資枠は同一年中に併せて利用できます。成長投資枠が年240万円、つみたて投資枠が年120万円なので、1年間に合計で360万円の非課税投資を行うことが可能です。
  2. [適切]。つみたて投資枠に受け入れることができる限度額は年間120万円です。なお、購入方法が累積投資契約に基づく定期的かつ、継続的な買い付けに限定されるため、120万円分を一括購入することはできません。
  3. 不適切。2024年以降のNISA制度では非課税期間が無期限化されたことにより、生涯を通じた非課税保有限度額が設定されています。非課税保有限度額は1,800万円で、そのうち成長投資枠は1,200万円まで、つみたて投資枠は1,800万円までとなっています。
したがって適切な記述は[2]です。