FP3級過去問題 2020年1月学科試験 問33(改題)

問33

2022年4月1日以降に60歳に達する人が、老齢基礎年金を繰り上げて受給する場合、老齢基礎年金の年金額は、繰上げ1カ月当たり()が減額される。
  1. 0.4%
  2. 0.5%
  3. 0.7%

正解 1

問題難易度
肢112.4%
肢273.8%
肢313.8%

解説

老齢基礎年金の受給開始年齢は原則として65歳ですが、申請により繰上げ支給繰下げ支給ができます。これらを行うと65歳到達月から前後させた月数に応じて、一生涯にわたり年金額が所定の割合で増減額されます。
繰上げ支給
年金受給を60歳~64歳から開始するように早めること
「繰り上げた月数×0.4」の割合で年金額が減額される
※1962年4月1日以前生まれの人は0.5%
繰下げ支給
年金受給を66歳~75歳から開始するように遅らせること
「繰り下げた月数×0.7%」の割合で年金額が増額される
繰上げ支給の減額率は繰上げ1月につき0.4%なので[1]が適切です。

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