FP3級 2019年9月 実技(FP協会:資産設計)問15

問15

下記は、贈与税の配偶者控除の適用要件および控除額についてまとめた表である。下表の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。
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  1. (ア)10 (イ)1,000
  2. (ア)10 (イ)2,000
  3. (ア)20 (イ)2,000

正解 3

分野

科目:F.相続・事業承継
細目:2.贈与と税金

解説

贈与税の配偶者控除とは、贈与日において婚姻期間が20年以上の夫婦の間で、"居住用不動産"または"居住用不動産を取得するための金銭"の贈与が行われた場合、基礎控除110万円とは別に最高2,000万円まで控除できるという特例です。

暦年課税を選択している者が贈与税の配偶者控除の適用を受けると、その年の控除額は最高で2,110万円になります。20年・2,000万円が問われるので、贈与税の配偶者控除ときたら"2"と覚えましょう。

以上より、(ア)20、(イ)2,000 となる[3]の組合せが適切です。