FP3級 2019年5月 実技(FP協会:資産設計)問5(改題)
問5
下記は、NISAの成長投資枠とつみたて投資枠についてまとめた表である。下表の(ア)~(ウ)に入る語句として、最も不適切なものはどれか。なお、本問においては、NISA口座(特定非課税累積投資契約に係る非課税口座)のうち、特定非課税管理勘定を「成長投資枠」といい、特定累積投資勘定を「つみたて投資枠」という。- 空欄(ア):「できる」
- 空欄(イ):「240万円」
- 空欄(ウ):「800万円」
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正解 3
分野
科目:C.金融資産運用細目:10.金融商品と税金
解説
次の表は、NISAの成長投資枠とつみたて投資枠を比較したものです。
- 適切。成長投資枠とつみたて投資枠は、同一年中に併せてそれぞれの限度額まで利用することが可能です。成長投資枠は年240万円まで、つみたて投資枠は年120万円までなので、合計で1年間に360万円の非課税投資をすることができます。
- 適切。成長投資枠の非課税投資限度額は年間240万円です。
- [不適切]。2024年以降のNISA制度では、非課税期間が無期限化されたことに伴い、生涯を通じて保有できる限度額(非課税保有限度額)が設定されています。非課税保有限度額は、全体で1,800万円、そのうち成長投資枠は1,200万円までとなっています。つみたて投資枠単体では1,800万円まで非課税保有することができます。
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