FP3級 2018年5月 実技(金財:個人)問7
問7
Aさんの2023年分の所得税の確定申告等に関する以下の文章の空欄①~③に入る語句または数値の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。- 給与所得者であるAさんは、X社での年末調整により給与から源泉徴収された所得税が精算されて納税が完了するため、所得税の確定申告は不要である。ただし、「給与所得および退職所得以外の所得金額」が(①)万円を超える場合は、所得税の確定申告をしなければならない。
なお、所得税の確定申告を要しない場合であっても、年末調整で控除されない(②)などの適用を受ける場合には、所得税の還付を受けるために確定申告書を提出することができる。 - Aさんは、一時払変額個人年金保険(10年確定年金)を、保険期間の初日から5年以内に解約しているため、その解約差益は、20.315%(所得税および復興特別所得税と住民税の合算)の税率による(③)の対象となる。
- ① 10 ② 寄附金控除 ③ 源泉分離課税
- ① 20 ② 医療費控除 ③ 源泉分離課税
- ① 20 ② 地震保険料控除 ③ 申告分離課税
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正解 2
分野
科目:D.タックスプランニング細目:7.所得税の申告と納付
解説
〔①について〕
給与所得及び退職所得以外の所得の金額が20万円を超えた場合は、その年分については確定申告を行わなければなりません。
〔②について〕
年末調整で適用を受けられない所得控除は、雑損控除・医療費控除・寄附金控除の3つです。
〔③について〕
一時払いの変額個人年金保険を契約から5年以内に解約した場合は、金融類似商品とみなされ、解約差益から20.315%の源泉分離課税が行われます。
①20、②医療費控除、③源泉分離課税の組合せが適切ですので[2]が正解です。
給与所得及び退職所得以外の所得の金額が20万円を超えた場合は、その年分については確定申告を行わなければなりません。
〔②について〕
年末調整で適用を受けられない所得控除は、雑損控除・医療費控除・寄附金控除の3つです。
〔③について〕
一時払いの変額個人年金保険を契約から5年以内に解約した場合は、金融類似商品とみなされ、解約差益から20.315%の源泉分離課税が行われます。
①20、②医療費控除、③源泉分離課税の組合せが適切ですので[2]が正解です。
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