FP3級過去問題 2018年5月学科試験 問36

問36

生命保険の保険料の払込みが困難になった場合等で契約を有効に継続するための方法のうち、()は、保険料の払込みを中止して、その時点での解約返戻金相当額をもとに、保険金額を変えないで、一時払いの定期保険に切り換えるものをいう。
  1. 払済保険
  2. 継続保険
  3. 延長保険

正解 3

問題難易度
肢135.1%
肢29.0%
肢355.9%

解説

現在契約している生命保険の以後の保険料の払込みを中止し、その時点での解約返戻金を原資として保障を継続する方法には「払済保険」と「延長保険」があります。試験では、この2つの対比を問われることが多いので違いを覚えておきましょう。
払済保険
元の契約の保険期間を変えずに、保険金額を減額した一時払の保険に切り替えたもの
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延長保険
元の契約の保険金額を変えずに、保険期間を短縮した一時払の保険に切り替えたもの
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設問には「保険金額を変えないで」とありますから、延長保険の説明と判断できます。したがって[3]が正解です。

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