FP3級過去問題 2018年1月学科試験 問41

問41

景気動向指数において、有効求人倍率(除学卒)は、()に分類される。
  1. 先行系列
  2. 一致系列
  3. 遅行系列

正解 2

問題難易度
肢127.6%
肢258.5%
肢313.9%

解説

景気動向指数は、生産、雇用など様々な経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合することによって、 景気の現状把握及び将来予測に役立てるために作成された指標で、内閣府毎月発表しています。景気動向指数の作成の元となる景気指標は30項目あり、景気動向に先行して動く「先行系列」、ほぼ一致して動く「一致系列」、遅れて動く「遅行系列」の3つに分類されます。
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有効求人倍率(除学卒)は、公共職業安定所(ハローワーク)に求職を申し出た求職者1人に対して、公共職業安定所に登録されている求人が何件あるかを示す数値です(新規学部卒者を除く)。労働市場の好不況は景気とほぼ一致するため、景気動向指数の一致系列に採用されています。したがって[2]が適切です。

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