FP3級 2017年5月 実技(FP協会:資産設計)問5(改題)

問5

下記は、NISAの成長投資枠の概要についてまとめた表である。下表に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問において、特定非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度をNISAといい、NISA口座内に設定される特定非課税管理勘定を成長投資枠という。
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  1. 空欄(ア)に入る語句は、「1年単位で可能」である。
  2. 空欄(イ)に入る語句は、「繰り越せない」である。
  3. 空欄(ウ)に入る語句は、「120万円」である。

正解 3

分野

科目:C.金融資産運用
細目:10.金融商品と税金

解説

  1. 適切。NISA口座は、1年単位で開設する金融機関を変更をすることが可能です。
  2. 適切。ある年にNISA口座の非課税枠内で未使用分があったとしても、それを翌年以降に繰り越すことはできません。例えば、240万円のうち2000万円分しか使用しなかったとしても残りの40万円を翌年に繰り越すことはできず、翌年はまた240万円の非課税枠となります。
  3. [不適切]。成長投資枠の非課税投資枠は年間240万円までです。
したがって不適切な記述は[3]です。