FP3級過去問題 2017年1月学科試験 問44

問44

指値注文によって株式を買う際には、希望する価格の()を指定する。同一銘柄について、市場に価格の異なる複数の買い指値注文がある場合には、価格の()注文から優先して成立する。
  1. ① 上限  ② 低い
  2. ① 下限  ② 低い
  3. ① 上限  ② 高い

正解 3

問題難易度
肢120.0%
肢25.7%
肢374.3%

解説

株式の売買注文方法には「成行注文」と「指値注文」があります。
成行注文
売買価格を明示しないで注文する方法。そのときの最も低い売り(買い)注文と売買が成立する。
指値注文
自分が買いたい(売りたい)価格を指定して注文する方法。指定価格よりも不利な条件の売買は成立しない。
買い指値注文では、上限価格を指定し、それ以下の価格であれば売買が成立します。同一銘柄に対する複数の買い指値注文がある場合には、最も高い価格の注文が優先されます。
逆に売り指値注文では、下限価格を指定し、それ以上の価格であれば売買が成立します。同一銘柄に対する複数の売り指値注文がある場合には、最も低い価格の注文が優先されます。

①には上限、②には高い が入るので[3]の組合せが適切です。

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