FP3級過去問題 2017年1月学科試験 問22

問22

建物の売買において、買主が建物の隠れた瑕疵を発見したとき、すでに建物が引き渡されて2年が経過していた場合には、民法上、買主は瑕疵担保責任に基づく契約の解除または損害賠償の請求をすることはできない。

正解 ×

解説

瑕疵担保責任とは、民法で定められている売主が買主に対して負う責任です。
売買契約において、契約時点で売買の目的物に瑕疵(欠陥)が存在し、それが通常では発見できないような瑕疵である場合、これを見つけた買主は売主に対して契約解除の申し出、または損害賠償請求を行うことができます。また売り主側は、たとえ過失がなかったとしても損害を補償する責任を負います。
ただし、いつまでも請求権が存在するわけではなく、民法566条では、契約の解除又は損害賠償の請求は「買主が事実を知った時から1年以内にしなければならない。」としています。

買主側の権利行使可能期間は瑕疵を知った日から1年なので、売買契約に特段の定めがなければ損害賠償請求を行うことができます。記述は[誤り]です。