FP3級 2016年9月 実技(FP協会:資産設計)問17
問17
明さんは、定年退職後は、退職金の一部を老後の生活資金に充てようと思っている。仮に、退職一時金のうち2,000万円を年利2%で複利運用しながら20年間で均等に取り崩すこととした場合、毎年の生活資金に充てることができる金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算し、円単位で解答すること。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。- 1,346,000円
- 1,224,000円
- 824,000円
広告
正解 2
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:3.ライフプランニングの考え方・手法
解説
「毎年均等に取り崩して受け取る」とくれば、使うのは「資本回収係数」または「年金現価係数」のいずれかです。設問のケースでは一定の元本をもとにしたときの「毎年の受取金額」を知りたいため「資本回収係数」を用います。係数は原則として乗算で使用するので、元本の2,000万円に資本回収係数0.0612を乗じて毎年の受取額を求めます。
20,000,000円×0.0612=1,224,000円
したがって[2]が正解です。
20,000,000円×0.0612=1,224,000円
したがって[2]が正解です。
広告