FP3級過去問題 2016年5月学科試験 問43
問43
ある企業の株価が1,200円、1株当たり純利益が100円、1株当たり純資産が1,000円である場合、株価純資産倍率(PBR)は(①)倍、株価収益率(PER)は(②)倍である。- ① 0.8 ② 8.3
- ① 1.2 ② 10
- ① 1.2 ② 12
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正解 3
問題難易度
肢19.1%
肢215.9%
肢375.0%
肢215.9%
肢375.0%
分野
科目:C.金融資産運用細目:5.株式投資
解説
PBR(株価純資産倍率)は、企業について市場が評価した値段(時価総額)が、会計上の解散価値である純資産の何倍であるかを表す指標です。値が低いほど割安と評価されます。PBRの算出式は以下の通りです。PBR(倍)=株価÷1株当たり純資産
設問では、株価が1,200円、1株当たり純資産が1,000円なので、PBRは以下のように計算します。
1,200円÷1,000円=1.2倍
PER(株価収益率)は、1株当たり純利益に対する株価の割合を示す指標で、低い値であるほど割安と評価されます。PERの算出式は以下の通りです。
PER(倍)=株価÷1株当たり純利益
設問では、株価が1,200円、1株当たり純利益が100円なので、PERは以下のように計算します。
1,200円÷100円=12倍
したがって[3]の組合せが適切です。
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