FP3級 2015年1月 実技(FP協会:資産設計)問10

問10

生命保険においては、従来どおりの保険料の払込みが困難になった場合に、解約をせずに保険契約を継続する方法がある。これらの方法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  1. 保険料の払込みを中止し、その時点の解約返戻金で、従前の契約よりも保険金額の大きい定期保険に変更することを、「延長(定期)保険」という。「延長(定期)保険」に変更すると、保険期間は従前の契約よりも長くなる。
  2. 保険料の払込みを中止し、その時点の解約返戻金で、保険期間を変えずに、従前の契約と同じ種類の保険または養老保険に変更することを、「払済保険」という。「払済保険」に変更すると、保険金額は従前の契約よりも小さくなる。
  3. 保険料の払込猶予期間までに払い込まれなかった保険料に相当する金額を、その時点の解約返戻金の範囲内で、保険会社が自動的に保険料を立て替えて契約を有効に継続させることを、「自動振替貸付」という。

正解 1

分野

科目:B.リスク管理
細目:3.生命保険

解説

  1. [不適切]。延長保険は、その時点での解約返戻金を基に、元の契約の保険金額を変えずに、保険期間を短縮した一時払の定期保険に切り替えたものです。本肢は「従前の契約より大きい保険金額の」としているため誤りです。また、保険期間は従前の保険契約よりも短くなります。
  2. 適切。払済保険は、その時点での解約返戻金を基に、元の契約の保険期間を変えずに、従前よりも低い保険金額を新たに定め、元の主契約と同じ種類の保険に切り替えたものです。
  3. 適切。自動振貸制度は、保険料の支払いが困難な状態に陥るなど期日までに保険料を払い込めない場合、その契約の解約返戻金の一定範囲内で、保険会社が自動的に保険料を立て替えて契約を有効に継続させる制度です。
したがって不適切な記述は[1]です。