FP3級過去問題 2014年1月学科試験 問31

問31

利率(年率)1%で複利運用しながら毎年一定額を積み立てて、15年後に2,000,000円を準備したい。この場合に最低限必要な毎年の積立金額を下記の〈資料〉を利用して算出すれば、()となる。
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  1. 114,800円
  2. 124,000円
  3. 144,248円

正解 2

問題難易度
肢14.4%
肢287.9%
肢37.7%

解説

資金計画を立てる際に用いる係数には以下の6つがあります。
終価係数
現在の金額を一定利率で複利運用した場合のn年後の元利合計額を求める
現価係数
一定利率で複利運用するとして、n年後に一定金額に達するために必要な元本を求める
年金終価係数
毎年一定金額を積み立てた場合のn年後の元利合計額を求める
減債基金係数
n年後に一定金額に達するために必要な毎年の積立額を求める
資本回収係数
現在の金額をn年間で取り崩した場合の毎年の受取額を求める
年金現価係数
n年間にわたり一定金額を受け取るために必要な元本を求める
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「毎年一定金額を積み立て」とくれば、使うのは「年金終価係数」または「減債基金係数」のいずれかです。設問のケースでは目標金額に達するために必要な「毎年の積立金額」を知りたいので「減債基金係数」を用います。

 2,000,000円×0.062=124,000

したがって[2]が適切です。