FP3級過去問題 2013年1月学科試験 問53

問53

土地活用方式のうち()では、一般に、土地所有者が土地を、デベロッパーが建設費等の事業費を拠出し、完成後の建物の床面積をそれぞれの拠出割合に応じて配分する。
  1. 等価交換方式
  2. 土地信託方式
  3. 事業受託方式

正解 1

問題難易度
肢175.4%
肢210.4%
肢314.2%

解説

FP試験で問われる土地の活用方式には次の6種類です。
自己建設方式
土地の所有者が計画、建築、運営などをすべて自分で行う
事業受託方式
専門業者に土地活用のすべてを委任する
土地信託方式
信託銀行に土地や建物を信託し、信託配当金を受け取る
等価交換方式
土地の所有者が提供した土地に、業者が建物を建築し、出資比率に応じて土地・建物の権利を配分する
建設協力金方式
入居予定のテナントから建設協力金を集め、それを元手に土地所有者が建物を建築し、建物を賃貸して賃料収入を得る
定期借地権方式
定期借地権を設定して土地を貸し、賃料収入を得る
「完成後の建物の床面積をそれぞれの拠出割合に応じて配分する」という記述から等価交換方式とわかります。したがって[1]が適切です。