FP3級過去問題 2011年5月学科試験 問18

問18

所得税の配偶者控除における控除対象配偶者とは、居住者と生計を一にし、かつ、合計所得金額が103万円以下である配偶者をいう。

正解 

問題難易度
35.4%
×64.6%

解説

配偶者控除は、納税者が控除対象配偶者を有している場合に、最高38万円(70歳以上の配偶者は48万円)の所得控除が受けられる制度です。適用を受けるには次の条件すべてを満たす必要があります。
  1. 配偶者と生計を一にしていること
  2. 配偶者の合計所得金額が58万円以下(給与収入のみであれば123万円以下)であること
  3. 配偶者が白色事業専従者・青色事業専従者ではないこと
  4. 納税者の合計所得金額が1,000万円以下であること
控除対象配偶者は、合計所得金額が58万円(給与収入のみならば年収123万円)以下である等の要件を満たす人です。したがって記述は[誤り]です。
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